[2019]徹底解説!!ワードプレス リビジョン削除で高速化

サイト高速化

そもそもリビジョンって何なの???

皆さんはワードプレスに搭載されているリビジョンという機能はご存知でしょうか???

記事を作成していく過程において、要所要所で下書き保存をしたりプレビューをチェックしながら進めていくと思います。その記事作成の途中で、

「構成間違えた!!!少し前に戻って修正したいなぁ」

「書きなおすの面倒だなぁ・・・・」

って思う時がありませんか???そのような時に活躍するのが「リビジョン」という機能です。

リビジョンは「revision」と書き、「修正」や「訂正」といった意味になります。

ワードプレスのリビジョン機能は下書き保存を行うたびに復元ポイントが作成されていき、もし途中で過去に書いた部分まで戻りたいっていった時に、そのポイントを復元できる機能になります。

例えば、上図の場合リビジョンの数値は7となってます。表示ボタンを押してみますと、以下のように表示されます。上部の左右のカーソルで、どのポイントまで戻るか指定して過去の記事を呼び出すことができるのです。画面左が過去の記事、右側が現在進行形の記事です。

リビジョン画面

リビジョンを削除するって何???

この「リビジョン」機能は、長文を書く方や、文章を推敲される方にはとても便利な機能なのですが、

たった1つだけもったいない弱点があります。

それが、今回のテーマにもなっているワードプレス高速化につながっていきます。

では、もったいない弱点とは何か???

結論から言いますと、

リビジョンは下書き保存を行うたびにひたすら増加していく!!

ということになります。例えば以下を見て下さい。

リビジョン画面の具体例

これは別な記事ですが、最終的に投稿するまでに76回もの下書きを行った結果、リビジョンがすごいことになっています。後日、リライトを行えば更に復元ポイントは増えていきます。

投稿記事数が少ないうちは、さほど大きな問題にはなりませんが、ワードプレスを長く運用して記事数が増えていけば、同時にリビジョンも増加していきます。

Webサイトはサーバーを中継してデータのやり取りを行っています。処理するデータの量が多ければ多いほど処理スピードに時間がかかります。

つまり、古いリビジョンが蓄積されていくことによって、サーバー負荷が大きくなり、結果ワードプレスの表示速度が遅くなってしまうといった事態をを引き起こす可能性が高まるのです。

グーグルも「遅いより早いを好む」と明言していて、表示速度も検索結果に反映しているので、表示速度が落ちると検索順位にも影響します。

前置きが長くなりましたが、要は、

少しでもワードプレスのスピードを上げるためにリビジョンの削除をしていきましょう。

という事です。

それではリビジョンの削除方法について解説していきます。

リビジョン削除の手順を解説します

ここでは、ワードプレスプラグイン「Optimize Database after Deleting Revisions」を使用した、リビジョンの削除について解説していきます。

パッと見たら非常に長くて読みにくい名前ですが(笑)、この文字を分解すると、

「Optimize」(オプティマイズ) 最適化

「Database」(データベース) データベース

「after」(アフター)       の後

「Deleting Revisions」(デリーテイング リビジョン) リビジョンを削除

となりますので、直超訳すると

「リビジョンを削除後にデータベースを最適化しますよ」

って意味になります。リビジョンを削除すると同時にデータベース内の不要なゴミも削除してくれます。それでは、プラグイン「Optimize Database after Deleting Revisions」をインストールしてみましょう。

「Optimize Database after Deleting Revisions」をインストール

リビジョンを削除するためにWordPressプラグインの「Optimize Database after Deleting Revisions」をインストールしていきます。

このプラグインは日本語対応になってませんが、それぞれの設定項目について詳しく解説していきますので心配無用です。

このプラグインをインストールするためには2通りの方法があります。

  • 「Optimize Database after Deleting Revisions」配布サイトから直接ダウンロード

プラグインを配布しているサイトから直接ダウンロードを行い、サーバ内のWordPressディレクトリに直接インストールする方法になります。これはディレクトリ構造が分かっている方にオススメの方法になります。

  • WordPress管理パネルのプラグイン新規追加からインストール

WordPress管理パネルの「プラグインを新規追加」からインストールする方法になります。直接ダウンロードに比べこちらの方が直感的にインストールできるので初心者の方にオススメの方法です。

「Optimize Database after Deleting Revisions」配布サイトからダウンロード

まずは、プラグインを配布しているサイト(WordPress.org)へ移動し、ダウンロードをクリックします。

サイトはこちらになります。↓↓(配布サイトは別タブが開きます)

Optimize Database after Deleting Revisions

こちらのサイトでダウンロードしたプラグインを「/wordpress/wp-content/plugins」ディレクトリにアップロードします。

ダウンロードフォルダ

ダウンロードしたプラグインを展開します。

プラグインフォルダ

アップロードが完了したらWordPress管理パネルから「インストール済プラグイン」をクリックします。すると、

プラグイン設定画面

プラグイン一覧の中にインストールされたのが分かるので、「有効化」をクリックします。有効化後は管理パネルにある設定画面からいつでも設定を変更できるようになります。

※この時、ディレクトリに直接アップロードした場合は必ずファイルの所有権の変更を行っておきましょう。

これで、直接インストールする方法は完了しました。

詳しい設定方法については、後ほど解説します。

WordPress管理パネルのプラグイン新規追加からインストール

次に紹介するのは管理パネルからプラグインをインストールする方法になります。

まずは、管理パネルから「プラグイン新規追加」をクリックします。

プラグインの検索に「Optimize Database after Deleting Revisions」と入力します。(コピペ可

プラグインインストール画面

このように表示されるので「今すぐインストール」をクリックします。

有効化ボタン

有効化をクリックしてインストールが完了します。

管理パネルからプラグインを見てみると、以下のようにインストールされているのが確認できます。

プラグイン設定画面

プラグインのインストールの解説はこれで終了です。

次は実際に設定を行っていきましょう。

「Optimize Database after Deleting Revisions」の設定

ここでは具体的な設定方法について解説していきます。

設定を行いたい場合は、上記のプラグイン一覧画面から「Optimize Database after Deleting Revisions」したの「setting」をクリックするか、

管理パネルの設定から「Optimize Database」をクリックすれば設定画面になります。

設定画面は大きく以下の3つの設定項目があります。

 

1.リビジョン設定

2.削除設定

3.データベース最適化設定

 

それでは、リビジョン設定から見ていきます。

リビジョン設定

設定画面を開くと上部に以下のような画面が表示されます。まずはリビジョンの基本設定になります。

リビジョン基本設定画面

post

投稿記事のリビジョンを削除します。

page

固定ページのリビジョンを削除します。

user_request

カスタム投稿記事のリビジョンを削除します。

wpcf7_contact_form

この場合は実装されているWordPressプラグインのコンタクトフォームですが、ここの項目は皆さんがインストールされているプラグインによって変化します。

Delete revisions older than □ day(s)

この項目に「入力した日数」より古いリビジョンを削除します。リビジョンを何日前までのリビジョンを保存するかという設定です。

Maximum number of - most recent - revisions   □ 
to keep per post / page

リビジョンを保存する数の上限を設定します。「0」にするとリビジョン全削除になります。

※「Delete revisions older than」も同時に設定していた場合、日数でリビジョン数が計算されますので、ここで設定した上限より少なくなる場合があるので注意が必要です。

例えば、保存されているリビジョンが全て3日以上前だとした場合、「Delete revisions older than」で「1日」として、同時に「Maximum number of - most recent - revisions 」で上限を5としても、、、全てのリビジョンが3日以上前なので、「1日」前のリビジョンは全て削除されるということです。

削除設定

ここでは、リビジョン以外の不要なデータを削除する設定になります。

リビジョン削除設定画面

Delete trashed items

「ゴミ箱」の中にあるデータを削除します。ゴミ箱内にあるものが分かっている場合は要推奨。

Delete spammed items

「スパム」に入った項目を削除します。スパムユーザーとして残しておかないのであれば要推奨。

Delete unused tags

「使用していないタグ」を削除します。サイト立ち上げ時とかは、記事を作成する前に先にタグだけ設定しておく場面もあるかと思います。そのような場合はタグを削除してしまうと再び設定する必要がありますので、チェックは外しておくといいでしょう。

Delete transients

「内部キャッシュ」を削除します。この設定はケースバイケースです。後ほど解説します。

Delete pingbacks and trackbacks

「ピンバック」と「トラックバック」を削除します。「ピンバック」というのは、外部サイトから自分のサイトへリンクが貼られた際に通知されるもので、反対に「トラックバック」は自分のサイトで外部へのリンクを貼った際に、そのサイトの持ち主へリンクを貼ったことを伝える機能です。要推奨。

Clear oEmbed cache

「oEmbed」のキャッシュを削除します。「oEmbed」(オーエンベッド、オーエンブド)はサイトにYouTubeなどの動画コンテンツや画像、ツイート等を埋めこむ際に発生するキャッシュになります。

Delete transients」についての補足

この項目をクリックすると、

リビジョンキャッシュ設定画面

このような画面が表示されます。ここで出てくる「TRANSIENTS」は、キャッシュと同じように考えて良いと思います。

上から順に意味を訳すと、

DO NOT DELETE TRANSIENTS

キャッシュを消さない。

DELETE EXPIRED TRANSIENTS

期限切れとなったキャッシュを消す。

DELETE ALL TRANSIENTS

全てのキャッシュを消す。

となります。不要なキャッシュは消すべきですが、全てのキャッシュってなると、正確な中身も分からないので少し怖い気がします(検索しても日本語で情報が出てきません)。

なので、自分の場合は真ん中の、

DELETE EXPIRED TRANSIENTS

を選択しています。

データベース設定

ここでは、データベースの最適化に関する設定を行います。

リビジョンデータ最適化設定画面

Optimize InnoDB tables too

InnoDB タイプのテーブル」の最適化を行う設定。

InnoDB 」とは「MySQL」データベースに組み込まれているストレートエンジンというものです。これは相当ディープな内容になるのでここでは説明しません(笑)

WordPressを利用している方はほとんどレンタルサーバーだと思われますが、そこで使用しているレンタルサーバーがどのタイプのデータベースを使用しているのか分からなければ、この項目はチェックしないで下さい。「MySQL」データベースの他にも有名どころで「MariaDB」というデータベースもありますので、この項目は触らないほうが良いと思います。

例えば、自宅サーバーの方で、「MySQL」を使用しているなら、最適化が可能です。

Keep a log

最適化を行った際のログを保存します。

Scheduler

決められたスケジュールに沿って自動で最適化を行うかの設定。

リビジョンタイムスケジュール設定画面

ここでは、どのくらいの間隔で自動最適化を行うか設定します。上から順に、1時間、12時間、1日、1週間、1ヶ月ごとという意味です。続いて詳しい時間帯も設定できます。

タイムスケジュール詳しい設定画面

1時間単位で設定できるので、自分の場合はアクセスが少ないであろう朝方に設定しています。

Show '1-click' link in Admin Bar*

管理画面上部のメニューバーに1クリックで最適化ができるリンクを表示します。

Show an icon in the Admin Menu*

管理画面左のメニューバーにこのプラグインの設定画面に移動できるリンクを設置します。

最適化除外テーブルの設定

設定画面の一番下にある項目ですが、

最適化除外設定画面

ここでは、チェックを入れた項目を最適化の設定から除外する設定となっていますが、色々調べてもそれぞれを除外する目的が分かりませんでした。

ここは何もチェックを入れないほうが良いと思います。

WordPressでは、色々な設定場面で、チェックを入れる項目がありますが、どこかのサイトではっきりと説明されている場合を除いて、

何となくチェックを入れるのはやめたほうが良いです。

よく分からないとか、試しでやってみる時は、前もってバックアップをしてから行うようにしましょう!!!

リビジョンを削除して最適化を実行

これで一通りの設定が終わりました。例として自分の設定方法を以下に表示します。

リビジョン最適化実行画面

先程も書きましたが、自分が使用しているデータベースがわからない場合は「Optimize InnoDB tables too」の項目のチェックは外しておきましょう。

「Save Settings」、「Go To Optimizer」をクリックします。

SAVE設定画面

※たまに、「Save Settings」でエラー(例えばリンク切れ)が出る場合がありますが、その時は「Delete revisions older than」設定項目で、該当するリビジョンがないケースがある場合なので、日数と保存する数の調整を行って下さい。

リビジョンcurrent設定画面

この画面が表示されたら「Analyze Database」、「Start Optimization」をクリックします。

「Analyze Database」(アナライズデータベース)は、データベースを分析するという意味になります。

アナライズ設定画面

アナライズ終了画面

「Start Optimization」をクリックします。最適化は処理する量にもよりますが、1〜3分くらいで終了します。

データベース最適化実行画面

「Savings」で結果が表示されます。この場合は、

最適化前 12.844MB

最適化後   4.094MB

削除量      8.75MB

つまり、   68%減

という結果となりました。

左下の「View Log」をクリックすると、ログが表示されます。

ログ表示画面

リビジョンの数が多いですね(500個)。これまで一回も削除をしていないとここまで増えるものなのですね!!

リビジョンを削除&最適化を行った結果は???

今回、リビジョン、キャッシュの削除、データベースの最適化の解説を行ってきたわけですが、

結果は、68%減

という想定以上のパフォーマンスを見せてくれました。

リビジョンの削除は速度インデックスに影響があると考えられます。

データベースを放置していると、リビジョンや不要なキャッシュが溜まっていき、サイトのパフォーマンスに悪影響が出る事が分かりました。

そして、今回使用したWordpressプラグイン「Optimize Database after Deleting Revisions」を使用したことにより、これらの不要なリビジョン等を削除してスマートな環境を構築できるということも発見できました。

これからも定期的にデータベースのメンテナンスをすれば、Webサイトの高パフォーマンスを維持できるのではないでしょうか。

興味を持たれた方は是非、お試ししてみて下さい。

今回のリビジョン削除により、Wordpressの環境が具体的にどのように改善されたかですが、数字となって出てきた結果がありますので、それについては後日改めて記事にする予定です。

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※今回の結果はあくまでも一つの例です。Wordpressの使用環境により結果は変わってくることをご理解お願いします。

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